ICPC 2024 Asia Yokohama Regional JAGスタッフ 参加記 (winter視点)

12/20,21に開催された,ICPC 2024 Asia Yokohama Regional に JAGスタッフとして参加したので,備忘録も兼ねて参加記を残そうと思います.

-1日目以前

スタッフ参加にあたってどんなことをするのか知るためにいろんな方のスタッフ視点参加記を読み漁った.そこそこヘビーそうな歩数計の画像を上げている人がいたので行きは冬靴,運動靴持参で行くことにした.(実際動きやすい格好で来てくださいとアナウンスがあった.)

0日目

5時に起きて準備を始める.6時発の電車にできれば乗りたかったため急ぎめで準備をしたが,ごたついて結局6時に家を出ることに.朝6時なのに外が夜くらい暗くて冬を感じた

10時前くらいに空港・11時ちょいすぎに会場に到着した.

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デカ荷物を置く場所はないと思っていたので,先にホテルによって荷物を預けてから会場に向かったが,大きめの荷物置き場が用意されていてスーツケース等を持ったまま来ている人が多かった. 11時から作業開始だったため,ちょっと気まずかったが近くの人に声をかけて電源ケーブルの配線タスクをもらった. 13時前くらいにお昼休憩.数人ひと塊になって中華街に向かいご飯を食べた.北大OBのtsutajさんが偶然一緒のグループにいてびっくりした

食事休憩から帰るとモックコンテスト(ジャッジシステムの負荷テストや異常テスト)が始まった.「あらゆる手を使ってよいのでインターネットに接続しようとしてください」という指示がされる.(過去のスタッフ視点参加記にも書かれていたので伝統的な指示内容らしい?) 自分はネットワークに詳しくないので簡単に正常系テストをしたり,ジャッジが破壊されそうなコードを送ってまずそうな挙動をしないか確認した.US配列が普通に難しくて+=を打つのも苦しかった.ままならないね...

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ちょこちょこやばそうな不具合のうわさを聞いたが,secのメンバーが腕力でねじ伏せて何とかしていた. そのあとはひたすら選手やスタッフがコードに引っ掛からないように養生の作業をする.実際やっている動きが低速スクワットみたいなもんなのでなかなかきつかった.

18:30ごろ解散.北大メンバーと集まる予定だったので,その時間まで中華街を徘徊.途中で横浜市は東京ではないという衝撃の事実に気づいて音ゲーの称号を回収しに行った.

オンゲキの神奈川称号

食事のあと,コーチで来ていたitigoさんが温泉に行くらしいのでそのほかのOB勢と一緒についていった.金銭的にも位置エネルギー的にも人生で一番高い風呂に入った.

屋上にあった足湯,観覧車点灯中に来るべきだったかも?

1日目

6時半ごろに起床.強炭酸の飲み物を飲んで無理やり目を覚ました. 宿泊先のホテルで無料の朝ごはんがついていたのでご飯を食べて,そのまま朝の横浜を徘徊した.

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出発準備をしにホテルまで戻ると同じフロアのどこかの部屋からアラームが鳴っていた.鳴らしてたのはtorisasamiさんだったらしい.

30分近く鳴りっぱなしだったので心配したがなんとか起きれたらしい.よかった.

1日目のはじめはTシャツと名札を受け取ってからモックコンテストの続きをやった.前日テストをできていなかった部分を重点的にテスト. そのあとはリハーサルに向けた作業をいくつかこなしてからHTTFの懇親会に参加するためいったん離脱.

戻ってきて少しするとリハーサルが終了したので,本番に向けた最終準備をした. 夜はJAGメンバーで中華の食べ放題に行った.長机の両端で独立に料理をオーダーしたら運ばれてくる料理のサイズがバグって翻弄された.(料理を一つ頼むたびに長机の人数分料理が運ばれていたらしい) 21時ごろに解散してホテルに戻った.本番はただでさえ早いのに運営はより早く起きる必要があるためさっさと寝た.

2日目

大会当日.6時に起きて6時半に朝食を食べに行った.朝食会場は6時半開場だったが,すでにちらほらJAGメンバーの姿があった.

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ホテルをチェックアウトして荷物を預けてから早めにホテルを出てスタバに寄った.気になっていたいちごミルクのホットを飲んで会場に向かう.

仕事を開始してすぐに選手の受け入れが始まった.リハーサルの問題を出している選手がいたが,本番の問題を開封しているのかと思ってかなり焦った. 触ってはいけないものリストや注意事項が書かれた紙を首から下げた名札に貼った状態で巡回をしたが,このアイデアがウケて何人か真似している人がいた. 選手の入場が終わって間もなく,2分後にコンテストを開始するアナウンスがあり,急すぎて会場がざわざわしていた (表彰式会場が遠い影響でなるべく早めに始めたかったらしい)

コンテスト開始後はしばらくの間巡回とプリント配りをローテしていた.プリント配りが暇な間は順位表を観戦したり,問題を解いたりしていた. 何度か人が足りなくてピンチになるがなんとかコンテスト終了まで持ちこたえてコンテストが終了.

選手を表彰式会場に誘導する作業が始まったが,「ポリ袋に荷物を入れて受付までもっていく.表彰式会場にはもっていけない」というような内容のアナウンスが英語でされた結果,結局荷物は持っていくのか行かないのかわからなくなるチームが多発してカオスになっていた.選手が退場したら全力で養生やケーブルの撤収作業をする. ケーブル巻き界隈では必須の手法である八の字巻きについてレクチャーを受けたが,思ったより難しくあまりきれいに巻けなかった.

撤収が完了したら順位発表をみんなで見に行った.北大チームの大健闘,京大チームの順位表凍結後3AC,東大チームの11完単独優勝など見ごたえある大会だった.

終了後は懇親会に参加した.Twitterでは知ってるがあったことない人間の濃度が高すぎてかなりカオスだった.ちょこちょこバッドコミュニケーションをかましたので反省...

飛行機の時間があるので懇親会途中で離脱.日付が変わるちょっと前あたりに帰宅できた.

最後に(本題)

少しでもICPC運営に興味があるみなさん!!JAGに入りましょう!!!!!! jag-icpc.org

反省コーナー

・前泊か後泊を追加したほうが余裕が生まれてよかったかも.懇親会最後まで出たかったから後泊かなぁ

・もうちょい積極的にJAG勧誘とかすべきだった

・懇親会でバッドコミュニケーションをかまし